| 各種樹脂塗装をするということは、ウレタン塗装のところにも書きましたが、木材を各種樹脂で覆ってしまうことです。なるべく、空気に触れないようにして木材特有の狂いや割れを防ぐために必要な処理です。当然テーブルなど木材の表面は、各種樹脂の塗膜面を私たちは触ることになりますので、本来の木材と言う意味では、自然な風合いは損なわれた仕上げ方法を言えるかもしれません。
そのような仕上げ方法に対して、より自然な木材の風合いに触れられるのが、より薄い塗膜と自然に乾燥していくオイル仕上げです。
一度、オイル仕上げをした木材の表面は、しばらく間オイルで薄い塗膜を作って保護しますので、乾いてきたら、ご自宅で簡単にオイルを塗ることが可能です。このように、日本では、木材の湿気を含ませないためにこまめにメンテナンスを行うことが必要とされますが、シンナー系塗料に比べると、最近では、先進国のインテリアにも見直されてきた仕上げ方法といえるかも知れません。
最近では木製家具の付加価値として、より高額な設定がされている場合も目立ちますが、仕上げ材料や仕上げの手間は、決して高級な仕上げ方法でははありません。機械塗装に比べれば、もちろん、人件費はかかりますが、特別に高額な材料というわけではありません。
ご自宅で行う作業としても、傷の修復や定期的なオイル塗布など手間が簡単なことや設備がなくても行えるところが魅力と言えます。しかし、長い間オイルを塗布しないでいると日本では四季があるために、木材の乾燥、湿気を含むことにより、木材の収縮がおこり、割れ・反りなどがおこる可能性がありますので、そんなことも理解して選んでいただくことをお勧めします。
木材の無垢材ですから、割れたり・反ったりしても程度にもよりますが、修復は可能ですし、そんなに気にしなくてもまた、オイルを塗って使い続けることは可能です。近年の傾向ですが、木材とは「そのようなもんだ」とある程度理解さえしていただければ、がっかりしたり、必要以上に神経質になることもないのではないかなと思います。 |