皆さん「スパイ・ファミリー」をご存じですか?
2019年3月から漫画雑誌「少年ジャンプ+」にて連載中の漫画です。
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内容は赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が「仮初の家族」を築き、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディ。
出典:SPY×FAMILY – Wikipedia
時代背景などシリアスな内容かと思いきやハードなアクションとギャグとサスペンスが絶妙にからみ合い、見ていて飽きさせないテンポで話が進むのでどんどん引き込まれていきます!
2022年5月時点で、シリーズ累計発行部数は1800万部を突破していて、アニメも放映中の話題沸騰中の作品。
また、私たちが注目したのは単行本の表紙。
すべての巻におしゃれなチェアに腰掛けるキャラクターが描かれているのですが、すべて世界的に有名な椅子なんです。
中には当店でも取り扱いのある商品もありますよ!
1巻 ロイド・フォージャー×LC2(ル・コルビジェ)
- LC2
- LC2はル・コルビジェの作品で「大いなる快適」と名付けられるほど座り心地の良いソファ。建築家でもあるコルビジェの特徴でもある水平・垂直・直角で構成されたデザインです。
主人公のロイド・フォージャーは完璧に任務をこなすスパイ。合理的な思考を持つ両者は通ずるものがあるのかもしれません。
2巻 アーニャ×マシュマロチェアー(ジョージ・ネルソン)
- マシュマロチェア
- 18個ものスツールを利用して作られたマシュマロチェア。斬新でポップなデザインはネルソンならでは。コストダウンを考えデザインしたものの、製造にはコストがかかるので生産中止なんて背景も。丸みがあり、可愛らしいフォルムはアーニャも同じで愛らしい存在なんですよね。アーニャは超能力者で好奇心旺盛な少女。スパイ・ファミリーには欠かせないキャラクターです。
3巻 ヨル×ラ・シェーズ(チャールズ&レイ・イームズ)
- ラ・シェーズ
- ラ・シェーズはミッドセンチュリーの名匠イームズ夫妻がデザインしたもの。
一度目にしたら忘れない独特の形状は優雅で美しいフォルム。ヨルは天然で優しい性格ながら、実は殺し屋という二面性のあるキャラクター。ひょんなことからアーニャの母となりますが、腰掛けるその姿は綺麗ですよね。
4巻 ボンド×ボールチェア(エーロ・アールニオ)
- ボールチェア
- ボールチェアはフィンランドのデザイナー、エーロ・アールニオの作品。
居心地が良く、穏やかな雰囲気を与えてくれる「部屋の中のもう1つの部屋」と称されるボールチェア。未来を先読みできる能力をもつ犬、ボンドとの近未来的デザインのチェアとマッチしています。
5巻 ユーリ×バルセロナチェア(ミース・ファン・デル・ローエ)
- バルセロナチェア
- バルセロナチェアは近代建築の三大巨匠の一人と呼ばれるドイツ出身の建築家「ミース・ファン・デル・ローエ」の代表作。
王族が休憩するための椅子として作られたこのチェアは気品ある佇まい。ヨルの弟であるユーリは表向きは外交官だが、実際は〈秘密警察〉と呼ばれ恐れられる国家保安局の少尉。
6巻 フィオナ×ハートコーンチェア(ヴェルナー・パントン)
- ハートコーンチェア
- ハートコーンチェアはデンマークのデザイナー、ヴェルナー・パントンの作品。
独創的でユーモアのあるフォルムと巧みな色使いが特徴で、一度見たら忘れないチェア。フィオナは主人公ロイドと同じくスパイであり一見クールな印象ですが中身はユーモアのある一癖ある女スパイなんです。
7巻 ダミアン×ウィローチェア(チャールズ・レニー・マッキントッシュ)
- ウィローチェア
- ウィローチェアはスコットランドのデザイナー、チャールズ・レニー・マッキントッシュの作品。
格子状の背もたれと曲線を描く半円の座面が特徴的なチェア。ダミアンはアーニャの同級生。傲慢で意地悪な性格をしていますが、やがてアーニャのことが気になり始める今後も注目のキャラクターです。
8巻 フランキー×イームズラウンジチェア&オットマン(チャールズ&レイ・イームズ)
- イームズラウンジチェア&オットマン
- ラ・シェーズ同様、チャールズ&レイ・イームズの作品。
優雅なひとときを与えてくれる包容力のあるラウンジチェア。フランキーは裏の情報屋。ロイド達を常にサポートしながらもいじられキャラで憎めない、そんな奴です。
9巻 ベッキー×ココナッツチェア(ジョージ・ネルソン)
- ココナッツチェア
- マシュマロチェアをデザインしたジョージネルソンの作品。
割れたココナッツのようなディテールで、見た目以上に快適な座り心地のラウンジチェアです。ベッキーはアーニャと同級生で、一番仲良くしている友達。気が強い性格の持ち主だが、中身は乙女な一面も。アーニャとの学校生活も見どころのひとつ。
『SPYxFAMILY』遠藤 達哉/集英社
作中にも、上記以外の有名デザイナーの家具やインテリアが使われていたりします。
そういった視点から見るのも面白いかもしれません。
是非探してみてください!
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